シビックプライドの醸成 について(1)周年記念事業について

平成28年6月定例議会 開催日:2016.6.22

  • 本市の最重要課題である定住促進対策を進めるためには、様々な機会を通じてシビックプライドを醸成していくことが重要であると考えます。
     
    本市では、来年が市制施行70周年の年であり、市長は、今年度の市政運営方針で記念事業の準備を進めると述べられています。
     
    これは、市民とともに郷土愛を育むまたとない機会であります。そこで、近年の事例として、市制施行50周年以降の記念事業として、主にどのような取り組みを実施されてきたのか、お聞きします。
  • 次に、これまでの周年記念事業における主な取り組みについて、お答えします。
     
    まず、50周年記念事業では「枚方市のシンボルマークとキャッチフレーズの決定(※)」や「カリヨンの除幕式」などを、55周年記念事業では「市の鳥の制定」や「七夕こども将棋まつり」などを、60周年記念事業では「全国七夕サミット」や「ひらかた検定試験」などを、65周年記念事業では「産業振興キャラクター作成事業」や「山桜コンサート」などを実施する等、周年記念事業ごとに、市民の郷土愛を育む取り組みを行ってまいりました。

    (※)【参考】シンボルマーク:枚方の頭文字「H」をモチーフとしたもの。
    キャッチフレーズ:風・きらり 夢・ひらり 枚方市

  • シビックプライドについてこれまでの周年記念事業においても、郷土愛を育むための様々な取り組みが行われてきたことがわかりました。
     
    市長が掲げられるシビックプライドの醸成を進めるためには、できる限り若い世代から、当事者意識を伴う、まちに対する誇りを持ってもらうことは非常に重要であると考えます。
     
    そこで、今回の70周年記念事業の実施に向けては、どのような考えで取り組んでいこうと考えられているのか、お聞きします。
  • 市制施行70周年記念事業に向けましては、市民や企業、団体や学生などあらゆる主体とともに、地域資源を活用した取り組みを行うことで、枚方市への更なる愛着や誇りを育む契機とするとともに、効果的に情報を発信することで、市民をはじめ多くの方に枚方市の魅力を伝え、興味・関心をもっていただけるよう取り組みを進めていきたいと考えています。
  • 市制施行70周年記念事業は、本市を全国にPRできる重要な機会でもあります。
     
    そのため、本市の最重要課題である定住促進に向け魅力的な事業を実施していただくとともに、この70周年記念事業を契機に、子どもたちの郷土愛を育むことのできる新たな取り組みをぜひ実施していただきますよう要望します。