寄附を受ける美術館の整備について
平成26年第2回定例会(第4日) 開催日:2014.06.23
- 美術館について、市は、地元説明会と市民説明会の2回の説明会を開催されましたが、賛成意見だけでなく、非常に厳しい意見が多数ありました。そうした意見にどう対応するお考えか、お伺いいたします。
- 6.寄附を受ける美術館の整備について、お答えいたします。
この間、地元説明会と市民説明会も含めまして、地域の皆様や市民の皆様から、寄附の収受の議決を得る前に地域住民の意見を聞くべきではないか、なぜ香里ケ丘中央公園が建設予定地になったのか、公園の緑がなくなるのではないか、住民の避難場所がなくなるのではないか、長年にわたり多額の管理運営経費が必要となるのではないかなど、さまざまな御意見をちょうだいいたしております。これまで情報提供がなかったことに対する皆様の御不満の声につきましては、真摯に受け止めております。
美術館の建物の寄附を受けた後は市が管理運営をすることになりますので、いただいた御意見につきましては、運営の中で最大限考慮できるよう検討していきたいと考えております。
宮本勝裕地域振興部長 - 美術館の整備に対し、市民の間では賛否両論、さまざまな意見が出ています。市長自らが、市民の理解を得られるよう、行動を起こすべきではないかと思います。さまざまな市民の意見に対して、市長はどのようにお考えなのか、お伺いいたします。
- これまで、地域の皆様や市民の皆様からさまざまな声が寄せられていることにつきましては、十分承知をいたしております。私としましては、今回、美術館の寄附を受けることは、再生が進む香里ケ丘地域のシンボルになるものと考えておりまして、美術館の整備によって、香里ケ丘中央公園自体もさらにグレードアップでき、地元住民の皆さんに必ずや喜んでいただけるものと思っております。
今後は、市民の方に丁寧に情報提供を行い、中核市である枚方市にふさわしい文化芸術の拠点として、市民の皆様、地域の皆様に親しまれる魅力ある美術館を目指してまいります。
竹内 脩市長 - 先日の答弁にもありましたが、覚書中のお金の返却についての詳細など、詰め切れていないところが多いと感じます。市民にも賛否がある中で、白紙、延期も含めて再検討すべきと意見しておきます。