平成26年度の主要施策について

平成26年第1回定例会(第2日) 開催日:2014.03.03

  •  次に、(5)「地球環境とともに、地域の自然や住みよい環境を守ります」について、お伺いいたします。

    一般家庭ごみ有料化の検討について。

    今回、主な取り組みの中で取り上げられておりますが、この中身では、ごみの減量、リサイクルを推進するため、一般家庭ごみの有料化について北河内各市と連携しながら検討を進めるとされています。

    一般家庭ごみの有料化について、全国的に多くの自治体で取り組まれていることについては承知していますが、実際の減量効果については、地域の事情やそれまでのごみ減量施策との違いによってばらつきがあります。このような現状を踏まえると、私たちは、市民にとって負担の大きい有料化よりも先にやるべきことがあると考えています。

    今回の市政運営方針では述べられてはいませんでしたが、市として先に取り組むべきごみ減量の基本は、発生抑制を中心としたスマートライフを推進していくことだと思います。市として見解をお尋ねします。

  •  次に、一般家庭ごみ有料化の検討について、お答えします。

    本市では、ごみの減量化に向け、発生抑制を中心としたスマートライフの普及、啓発などの施策に取り組んでいるところであります。加えて、一般家庭ごみの有料化につきましても、将来的なごみ減量施策の中の選択肢の一つであると考えております。議員がお示しのとおり、全国や府下の実施状況、また費用対効果などについては十分に検証する必要があり、北河内各市と連携し、効果や課題などの調査、研究を行ってまいります。
    竹内 脩市長

  •  次に、一般家庭ごみ有料化の検討についてですが、そもそも廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、一般家庭ごみの処理責任は行政です。有料化するのは、この法律の趣旨には即していないのではと意見しておきます。

    まずは、民間類似職種と1.5倍の格差がある職員の給与制度について、市民の方々にも納得のいく説明を先にするなど、有料化の前にやるべきことがあります。有料化を検討するのであれば、まずはこの点を先に明らかにしていただきますよう要望しておきます。