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九州編 長いので約8分割します(後日談は別途)1日目は4つです(末尾に記載)端折ってますが、基本見たままなのでかなり長文、失礼します。画像も150枚以上撮影しましたが直接関係ありそうなものに絞り掲載します。

1日目 太陽光発電編 伸びる草が生み出す雇用

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これまで、原子力・石炭・水力・太陽光・ガスetcと様々見てきました。
 
太陽光に関しては、枚方市も実施していますし(枚方ソラパ http://www.city.hirakata.osaka.jp/0000003959.html)、また皆さんもご存知でしょうし、今回、現地で実態を見て聞いたことでとりわけ気になったことを書きます。

<JEN玖珠太陽光発電所>

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  • 容量 1,000kw
  • 設置面積 1.4万㎡
  • パネル 3,952枚
  • 年間発電量 約106万kWh
  • パワコン250 4台設置 17年償却

※立地は自然豊かな山の中腹。

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草が、ぼうぼうになっていて、どなたかが会社の方に、なぜ生えっぱなしにしているか尋ねられました。サラッと仰っていたのは、「太陽光だけでは雇用が生まれないので、地元雇用対策として、草を刈る事をお願いしている」ということでした(このこと、正直に話してくださって感謝をしているところです)。

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同行の方の話では、草を生えないようにすることもできたのでは、とも言うてましたが、それでは開発ができなかったということでしょう。

A社が太陽光パネルを設置する → 太陽光でエネルギーができる → 電力会社が買い取る → 売電したA社にお金が払われる → 地元の方が草を刈り、給料が支払われる → 地元にお金が行く

ということなのでしょうか。後年に制度が一巡し、会社がうまくいかなくなると撤去、後は雇用がなくなる恐れもあるということなのでしょうか。

一過性のものなのか?正直、もったいなさを感じずにいれなかったです。どちらかと言うと、太陽光の果実から、地元と会社とが一緒になって、また違った何かを生み出せるようなことは出来ないのかな、と考えました。

実際、同行頂いた中に、発電を商売にしていこうという方がいて、話をしていて、その方は、今進めている案件では、本件とスキームは似ているが、生まれた果実については、地元と一緒に援農などをやって、そこから地元を活性化させていきたい、と仰っておられました。

設置して終わりではなくて、発展の起爆剤となるような活用に期待したいところです。
(↑ここ、微妙な表現で分かりにくくてすみません)

太陽光について国内の動向

太陽光に関しては、昨年に別の講演で聞いた話ですが、アメリカでは大規模な開発プロジェクトとして進んでいる(日本の土地事情を考えると)比較にならない規模で…であったり、日本でも、買い取り制度に乗っかって参入が進んでいるが、大企業の資本投入が目立ち、また九州や四国の離れ小島に、外資が大資本で参入してきているなど、いろいろな動きがあります。
 
ただ、世界の流れで行くと、日本は申請ベースに比べると実働が低く、大きく後れを取っているということでした。
 
買い取り制度が、私たちの電気代に上乗せされてることを考えると、(それ以外は選択肢がないのですが)外資の大資本に上乗せ分を払っていくと考えると、微妙な気分になります。

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いずれにしても暑い中、説明いただいた社員の方にはホントに感謝、感謝です。

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まずここに行けて、制度のことを考えさせられた。価値ありました。

1日目
   太陽光発電編 完
次回 風力発電編
   地熱発電編(八丁原地熱発電所)
   九重夢吊橋編
2日目
   地熱発電編(ホテル杉乃井 地熱発電所)
   別府役所編
   地獄めぐり編(早足でまわる)
   昭和のまち編(大分県豊後高田市)