【6.寄附を受ける美術館の整備について 平成26年6月議会一般質問】
今回、一般質問は7項目。先だって、ブログには全7項目上げてます。重点項目1と4と6、Facebookで報告します(他項目も重要視してますが、とりわけの3つ)
<寄附を受ける美術館の整備について 質問への思いやねらい>
これまでも枚方市の美術館寄贈についてはその申し出はありがたいものの、財政面からの問題や、後世代への負担、枚方市での重要性必要性、市の住民軽視・議会軽視など、多くの問題があり、判断できる材料も乏しかったことから反対をしてきた。
今回は説明会の対応と、市長の市民への説明や動きについて質しました。
議決したものの、これだけ賛否がある中で、一旦は白紙や凍結も取りうる選択肢としてあると思いますし、やるにしても規模や場所も含め、寄附者と再度協議を図るべきです。
【Q1】美術館について市は、地元説明会と市民説明会の2回の説明会を開催されたが、賛成意見だけでなく、非常に厳しい意見が多数であった。そうした意見にどう対応する考えか?
【A1】この間、地元説明会と市民説明会も含め地域の皆様や市民の皆様から「寄附の収受の議決を得る前に地域住民の意見をきくべきではないか」、「なぜ香里ヶ丘中央公園が建設予定地になったのか」、「公園の緑がなくなれるではないか」、「住民の避難場所がなくなるのではないか」、「長年にわたり多額の管理運営経費が必要ではないか」など様々な意見を頂戴している。
これまで情報提供がなかったことに対する皆様のご不満の声については、真摯に受け止めている。 美術館の建物の寄附を受けた後は、市が管理運営することになるので、いただいた意見については、運営の中で最大限考慮できるよう検討していく。
【Q2】 美術館整備に対し市民の間では、賛否両論さまざまな意見が出ている。市長自らが市民の理解を得られるよう行動を起こすべきではないか。さまざまな市民の意見に対し、市長はどのようにお考えなのか?
【A2】 これまで地域の皆さまや市民の皆さまから様々な声が寄せられていることにつきましては、充分承知しております。私としましては、今回、美術館の寄付を受けることは、再生が進む香里ケ丘地域のシンボルとなるものと考えており、美術館の整備によって香里ケ丘中央公園自体もさらにグレードアップでき、地元住民の皆さんにも必ずや喜んで頂けるものと思っております。
今後は、市民の方に丁寧に情報提供を行い、中核市である枚方市にふさわしい文化芸術の拠点として市民の皆さま、地域の皆さまに親しまれる魅力ある美術館を目指してまいります。
【意見】先日の答弁にもあった覚書のお金の返却についての詳細など、詰めれてないところが多いと感じる。市民でも賛否ある中で、白紙・延期も含めて再検討すべきと意見。