先日、南河内府民センターでの自動運転EVバス(新モビリティ自動運転バス)の視察に参加してきました。今年、委員会や府議会等々で人手不足(労働者不足)のことは取り上げてきたところですが、特に建設・運輸分野は、現在進行形で不足が顕在化してきています。バスは言わずもがな。

そうした課題解決の一助と期待されてるのが省力化・省人化で、自動運転バス(現在は正式には手動も半自動ですが、記事中はこの名称で統一します)は大いに期待してるところです。まずは自動運転バス、2025大阪・関西万博で走る予定となっています。

万博終了後には南河内地域で走行する予定ということで、今回は富田林市から河南町まで体験乗車をさせていただきました。自動のコースまでは手動で、自動のコース内も路上駐車については手動で回避(駐車中の車も回避システムあるものの、今回は作動させず)でした。

画像を見てもらえればと思いますが、画面には自動運転バスが認識している世界が出ています。緑で囲われてるのが物体の認識で、コーン等も認識しています。レーダー(レーザー光)、衛星、カメラといった仕組みで位置特定や物体検出をしているとのこと。信号の所には数字が出ていますが、これは認識率のようなもので、0.6~0.8くらいを常に上下してました。1に近いほど正確なものということで、そうした運転データを積み重ねている最中のようです。

カメラでも、前方・右方・左方・前下部分に着けられており、センサーもあちこちに。ある部分においては人間よりも安全に運転ができる域に達しているのでは・・というお話でした。(悪天候時などはまだまだ積み重ねが必要っぽいっですが)人間は同時に見れないですし。

これ北河内、というか枚方でも早く入れてほしいなと思い色々質問してたんですが、システム上は地図を入れるのに2週間くらい、走行データを重ねるのに1か月半から2か月くらいというお話でした。(口頭なので多少前後しますが)なかなかのスピード感。ということは、やろうと思えばできる。

一つの壁になっているのは(全体としてのデータの積み重ねもありますが)社会受容、つまり住民さんや各方面の自動運転に対する理解度というようなお話がありました。各方面の調整や地元理解は必要とは思いますが、枚方市でもこうした自動運転バスをはじめとした課題解決につながる技術実装がすすむよう、取り組んでいきたいと思いました。単純にワクワクした!
最後に、視察の設定にあたり調整いただきました皆様ありがとうございました。

(大阪パビリオンの記事も書かないと。今日・明日で書く)