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OSAKAしごとフィールドの利用状況と利用者を増やすための取組について 環境産業労働常任委員会質疑(令和6年10月9日)
OSAKAしごとフィールドの利用状況と利用者を増やすための取組について 環境産業労働常任委員会質疑(令和6年10月9日)
投稿日 : 2024年11月9日
最終更新日時 : 2025年3月11日
投稿者 :
kin-27
カテゴリー :
令和6年度 議会報告
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大阪府議会質疑応答(枚方市議時代含む)
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議会報告
さて、ここまで、大阪人材確保推進会議の取組や多様な人材の活用推進など、企業に対する支援は一定理解をしたところですが、求職者の応募がなければ人材確保には結びつかないものです。
大阪府では、総合就職支援拠点OSAKAしごとフィールドにおいて、女性、若者、高年齢者など求職者の状況に合わせて、キャリアカウンセリング、自己分析や応募書類の書き方等の各種セミナー、合同企業説明会や職場体験等による企業との出会いの場の提供等を実施していると聞いています。
ただ、私の知人が、とあるOSAKAしごとフィールドでの求職者セミナーに参加したとき、人手不足業界の魅力発信や職業理解をテーマとしていたこともあり、参加者が数人にとどまっていたとのことでした。府として、様々なテーマに取り組む意義があることは十分理解をしているところですが、一人でも多くの府民に利用してもらえるようアプローチすることが大切ではないでしょうか。
今後、生産年齢人口が減少する中、OSAKAしごとフィールドにおける様々な就職支援を府民に利用していただくことは、就職者数の増加につながるとともに、ひいては府内企業の人材確保に資する必要不可欠な取組であると思っています。したがって、OSAKAしごとフィールドの認知度を向上させ、利用者を増やすことこそが大変重要と考えるところです。
そこで、OSAKAしごとフィールドの利用状況と利用者を増やすための取組についてお伺いします。
〇 OSAKAしごとフィールドの利用状況でございますが、令和五年度の利用者数は延べ一万四千八十二名でございました。支援メニュー別では、キャリアカウンセリングの利用が延べ五千八百十八名、就職活動等に関するセミナーにつきましては四百六十九回開催し、受講者は延べ一万一千四百四十二名となっております。また、企業との交流会や合同企業説明会を六十七回開催し、参加者は延べ四千九百四十名でございました。これらの支援により就職した方は八千十二名となってございます。
〇次に、利用者を増すための取組でございますが、遠方にお住まいの方や、育児、介護をされている方などが自宅からでも支援を受けられるよう、カウンセリングやセミナーをオンラインも活用しながら実施をしてございます。また、商工会、商工会議所や市町村等が実施する合同企業説明会や商業施設におきまして出張相談会を開催してございます。
〇さらに、著名人やSNSで強い影響力を持つインフルエンサーが、自身の体験を通じて仕事のやりがいや楽しさを伝えるオンライントークイベントを開催しましたり、SNSやデジタルサイネージを活用した情報発信にも注力することによりまして、OSAKAしごとフィールドの認知度向上と利用促進を図っているところでございます。
〇今後とも関係機関との連携を強化し、あらゆる機会を通じて周知に努めますとともに、利用者の多様なニーズを把握しながら、より多くの方に支援メニューを提供するなど、OSAKAしごとフィールドの利用機会の一層の拡大に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
ありがとうございます。
ちょっと、このことに関わっている方にもいろいろ聞き取りを行ったところ、人気のある、例えば高齢者の方がちょっとパソコンをみたいなものになると、定員を超えて何十人も応募がある一方で、人気のないものについては本当に直前まで何人かしか応募がないといったような、本当に人気があるのとないのとの差が激しいという、そういうことでありました。
今日はちょっと取り上げていませんけども、そういった今後どうしていくねんという話ももうちょっと聞いてみたいところだったんですけども、単純に費用対効果だけを見ていれば、この参加者の多い少ないだけで取捨選択をしていけばいいのかもしれません。要は、人気のあるものは残して、人気のないものはもうやめていくみたいな。ただ、これは、それぞれのテーマには意味があると思っていますし、今の求職者には即時に求められていないからこそ人気がないけれども、でも、将来的に見たら必要なものというのも当然あると思っています。だからこそ、社会的要請があるものも設定しているけど、今はやはり人気がない、でも、本当は必要なことなんだということもいろいろあるはずです。
そうしたことを考えますと、OSAKAしごとフィールドには、そうした人気があまりないテーマも含めて、より多くの方々にメッセージを届けていくという役割や使命があると思っています。例えば、学校に出ていったりとか、ショッピングセンターでやるとか、今のエル・おおさかの中だけで待っているという状況やと、やっぱり二、三人とかなってしまうけども、人が多いところで、ちょっと人気がないかもしれんというようなテーマでもやることによって、ああ、こういうことがあるんだねということで多くの府民の方に知ってもらえると。そうした従来の形にこだわることなく、アプローチを変えるなどして、より多くの方に機会が提供されるように取組の改善を求めておきたいと思いますし、また何かの機会がありましたら、このことについてはもう少し深く確認をしていきたいと思っております。
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