万博のインパクトを取り込む施策について

  • 万博は、世界中からたくさんの人や物が集まり、地球規模の様々な課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場となります。そのため、ものづくり、技術、サービス、人など様々な面で魅力ある府内企業が多数あることを国内外に知ってもらえるよい機会でもあります。せっかくの万博ですので、府内中小企業にとっても自分事として捉えて、ビジネスチャンスにしてほしいと思っています。この機会に企業自身が強みを見いだして、PRしていける場にしてもらいたいとも考えています。
    府内中小企業が万博のインパクトを享受できるよう、どのような支援をしていくのか、改めてお伺いします。
  • 〇御指摘のとおり、万博のインパクトを一社でも多くの府内中小企業が広く享受できるよう支援に取り組むことが重要であると認識しております。

    〇そのため、府では、万博への府内企業の参画を促進するため、府内中小企業等の商品の磨き上げや販売の場を提供するとともに、万博に向けて発生する様々な需要や調達を地元大阪の事業者が取り込めるよう受発注を支援しています。

    〇さらに、万博開幕に先立ち、来年一月に開設予定のバーチャル大阪パビリオンにおいて、府内中小企業、スタートアップの優れた技術やサービスの情報発信の場としてバーチャル展示会場を設置し、現在、出展する中小企業等を募集しているところでございます。

    〇また、万博の開催を契機に、海外企業等の大阪、関西への呼び込みを図り、府内企業と海外企業等とのビジネス交流機会を創出するとともに、府内ものづくり中小企業による工場視察の受入れを促進することで、広くものづくり中小企業の技術力や製品の魅力を発信していくこととしております。

    〇これら施策を通じて、府内企業が万博のインパクトを享受し、持続的な成長、発展につながるよう取り組んでまいります。

支援施策の情報発信について

  • 万博のインパクトを取り込むために、府内企業に対して様々な支援施策に取り組んでいくということは一定理解をしました。
    先ほど御答弁がありました支援施策を実際に活用するかどうかというのは、受け手の企業次第ということになると思いますが、一方で、府側から見たときに、裾野の企業まで情報が行き届いているのかというところが課題だと考えています。
    これら支援施策を府内企業に知ってもらうためにどのように取り組んでいくのか、お伺いします。
  • 〇万博への参画促進につながる様々な支援施策については、必要とする府内企業に届くよう、広報媒体の特性を踏まえて適切な時期に周知することが重要でございます。

    〇これら支援施策については、紙媒体の府政だよりや広報チラシに加え、府ホームページやX、インスタグラムなどSNS媒体への掲載、部内のメールマガジンも活用し、ターゲットに応じた情報発信をしております。

    〇万博開催まで半年となるため、商工会、商工会議所をはじめ、支援機関や金融機関などの各種イベントに直接出向いて施策紹介をしたり、関係機関から御紹介いただいた企業へ個別訪問するなど、きめ細かな周知に取り組んでいるところでございます。

    〇引き続き、様々な広報媒体を活用して、適時、必要な情報が行き届くように努めるとともに、効果的な広報手法の研究を進めてまいります。
  • ありがとうございます。
    府の中では、やっぱり職員さん、マンパワーにも限りがありますし、発信力にも限界があると思いますので、市町村であったりとか、商工会もありましたし、銀行とか信金さんとか、いろんなところとしっかり手をつないでいただいて、万博が来てよかったねとなるような施策を、終わりがけになって、いや、こんなん知らんかったみたいにならんように、これはもうしっかりやっていただきたいなと思っています。府としてもいろいろSNSもアカウントを持っておるんですけども、それを全府民が見るという状況にはなかなかなっていないというところもありますので、それを今からリカバーするというよりも、既に発信力のある人たちの力を借りていくということ、しかも、お金をかけないで、ただでやってくれる人とかがおったら、しっかり手伝ってもらったらええん違うかなと思いますので、取組をしっかりよろしくお願いします。