• 府では、食品ロス削減に積極的に取り組むとともに、消費者に対して効果的な啓発を実施する事業者を、おおさか食品ロス削減パートナーシップ制度による事業者として決定し、府と連携した取組を行っていただいているところですが、食品ロス削減の取組を進めていくためには、より多くの事業者の参画を得ることが重要と考えています。
    我が会派は、この八月に、食品ロスの削減に取り組む事業者をさらに増加させるとともに、有効な食品ロス削減の取組が広がっていくよう、事業者間での連携促進を図る旨の提言を行っていますが、おおさか食品ロス削減パートナーシップ制度に関する府の取組状況について、ブランド戦略推進課長にお伺いします。
  • 〇食品ロスを削減していくためには、事業者の取組だけでなく、事業者と行政が連携して取り組んでいくことが重要であると認識しております。このため、食品ロス削減に積極的な事業者の取組を、府が協力、支援することで、広く消費者等に食品ロス削減の啓発に資することを目的といたしまして、おおさか食品ロス削減パートナーシップ制度を推進しているところでございます。

    〇これまでに、事業者向けセミナーの開催やイベントでのチラシ配布等を行い、本年九月末現在のパートナーシップ事業者は、昨年度から四事業者増えまして五十事業者となってございます。府は、パートナーシップ事業者と連携しまして、未利用食品の再販売や小売店における売り切りの実証実験など、効果的な食品ロス削減の取組を行ってまいりました。

    〇加えて、今年度の新たな取組といたしまして、本年八月に、おおさか食品ロス削減パートナーシップ事業者交流会を開催し、事業者、市町村担当者、消費者などを対象に、パートナーシップ事業者の取組事例を紹介するとともに、交流会に参加した方々が連携、共創するきっかけづくりを行いました。

    〇引き続き、事業者と連携しながら、食品ロス削減のための取組を推進してまいります。
  • 事業者との連携が鍵となりますが、まだまだパートナーシップ事業者数も五十と少ないように感じます。大阪府としても参画してくれている事業者の取組を何かの機会で取り上げるなどして、このパートナーシップ制度にこぞって参画したくなるような環境を構築していただきたいと思います。