• 国際金融都市OSAKAに向けて、金融系外国企業等の誘致を着実に進めていくために、直接的なビジネス支援に加え、経営者や従業員となる高度金融人材と、また御家族が安心して暮らせるような生活環境面の支援も並行していくことが重要です。令和六年二月の総務常任委員会で、我が会派の質問に対し、海外の高度金融人材がどのようなインターナショナルスクールを求めているか、把握するためのニーズ調査を行うとの答弁がありました。
    そこで、ニーズ調査の結果について、そして大阪を国際金融都市としていくために必要となるインターナショナルスクールの在り方について、政策企画部長の見解をお伺いします。
  • 〇国際金融都市OSAKA戦略では、外国人にも魅力的な生活環境の整備を掲げ、インターナショナルスクールに係る環境整備等を推進するとしております。このため、金融系外国企業で働く高度外国人材の生活環境の整備に向けた基礎的な情報収集として、海外在住の高度人材を対象として、インターナショナルスクールについてのニーズ調査を実施いたしました。

    〇この調査では、高度外国人材にとって、現地の学校よりインターナショナルスクールに通わせたいという希望が多いこと、通学には一時間未満となるよう、アクセス利便性が求められること、また学校選択の際に、高品質のカリキュラムと学校の有する国際認証、教員の質、大学進学の実績などが重要視されること、さらには欧米の有名大学に進学させたいという希望が多いことなどの結果が判明いたしました。

    〇こうしたニーズについて、SNSや国際教育イベント等を活用して海外に向けて発信しながら、大阪に関心を示す海外のインターナショナルスクールの関係者に対し、立地候補地等を紹介するなど、先方の希望に沿った協力を行うことにより、金融系外国企業を呼び込むための環境整備を着実に進めてまいります。
  • 御答弁のアンケートから高度外国人材がインターナショナルスクールを求めていること、またスクールに求めているポイントを一定理解しました。そうしたニーズを満たすスクールともコミュニケーションを取っていただき、環境整備に取り組んでいただきますよう要望しておきます。