• さきの森田委員の質疑において、児童生徒の自転車通学においてヘルメット着用が定着していくためには、現状を把握し、生徒の状況に応じた段階的な取組を進めていくことが重要だと考えると保健体育課長に御答弁をいただきました。児童生徒がヘルメットを着用して自転車で登下校する際に意外と困るのが、駐輪時におけるヘルメットの保管場所であります。ハンドルにかけて自転車と一緒に保管できれば忘れることもなく、自転車に乗るときもすぐにかぶれますが、盗難に遭うリスクがあります。
    今後、府立学校においてヘルメットの着用を推進していく中で、ヘルメットの保管場所が問題になってくるのではないかと考えますが、保健体育課長の所見をお伺いします。
  • 〇自転車のヘルメット着用を推進していく際に、校内における保管場所や保管方法についても生徒に示していくことも必要であると考えております。

    〇ヘルメットを保管する方法といたしまして、ヘルメットホルダーをハンドルに取り付けるタイプのものや、ヘルメットと自転車を固定するために小型のワイヤーでロックするタイプのものなどがございます。

    〇各校が実施する交通安全教育などにおきまして、ヘルメットの着用の必要性とともに、児童生徒が保管場所に困らないよう、保管方法などの工夫についても併せて伝えられるように周知してまいります。
  • ヘルメット着用の推進において、当人に着用が必要なことなんだと認識をさせるということは重要で、そうした意味で、交通安全教育等でさらなる取組が求められると思います。
    ただ、一例ではありますが、駅の駐輪場を見ても、まだまだヘルメットの置場が用意されているところはあまりないですし、一方で、電車の中でも、通勤中、通学中の方がヘルメットを持って電車に乗っている光景というのもまだまだ見かけないものです。そうした意味で、ヘルメットの保管場所が用意されてない、また保管方法が分からない、これは阻害要因の一つかなと思います。ヘルメット着用を促進させていくためにも、保管方法等について学校への支援を要望しておきます。