市有地の有効活用について

  • まず始めに、京田辺市にて新たに稼働を目指し、可燃ごみ広域処理施設の整備が進められていますが、現在の進捗状況をお聞かせください。
  • 【環境部長】京田辺市に建設する可燃ごみ広域処理施設の進捗状況については、京田辺市において令和3年7月から建設用地の粗造成工事に着手し、今年度末に完了する予定です。
    また、枚方京田辺環境施設組合により、来年度からは焼却施設の建設工事に着手し、令和7年度末竣工の予定です。
  • 可燃ごみ広域処理施設の建設工事の進捗状況は一定理解しました。
    それでは、可燃ごみ広域処理施設が本格稼働する令和7年度末からはそれにあわせて穂谷川清掃工場の第3プラントが休止になる訳ですが、私が以前の定例月議会において枚方市の中心部に立地する同工場について、ごみ収集の拠点だけではなく地の利を生かし、他の公共的な使い方を含めて幅広く検討していくべきと意見しましたが、その後の検討はどうなっているのかお伺いします。
  • 【環境部長】穂谷川清掃工場第3プラントは可燃ごみ広域処理施設の稼働に伴い令和7年度末で休止する予定で、また、付帯する各施設については老朽化している状況です。
    老朽化施設を含めた跡地利用については、前回、議員のご指摘のとおり土地の利便性を生かした、収集の拠点やリサイクル、災害時等の対応などに活用していく方向で検討しています。
    今後は、地域住民のご意見等も伺いながら、土地の利便性を生かした幅広い検討を行ってまいります。
  • 現在の検討状況、第3プラント休止後の穂谷川清掃工場の敷地をどのように活用していきたいのか、方向性は一定理解しました。
    平成29年6月議会の一般質問でも意見しましたが、やはり穂谷川清掃工場の地は枚方市の中心部にあり、すぐそばに災害時の緊急指定道路でもある国道1号や主要地方道枚方交野寝屋川線、府道杉田口禁野線が通っています。
    災害時等の活動拠点としても非常に魅力的な所に立地しており、それだけ交通利便性の高い土地であることから、環境部だけでとどめるべきでなく、市役所全体として活用を考えていくべきです。
    地の利を活かし、例えば土木部等の拠点としても活用し、災害や緊急時だけではなく市民生活、暮らしの安定維持の為の「現場の拠点」として最大限活用することで、よりスピード感のある、効果の高い対応が行えると考えます。
    また、穂谷川清掃工場で約38,000㎡、隣接してある日置河原最終処分場跡地、(旧)都市計画道路用地などをあわせると合計約54,000㎡もあります。
    行政利用だけでなく、市民利用なども含め検討いただき、地域住民にとってもより意義のある活用にして頂きたいと要望します。