受益者負担の適正化について
令和元年9月定例月議会 開催日:2019.10.07
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所信表明では、使用料、手数料や減免制度の見直しを行なうなど、受益者負担の適正化について述べておられます。
施設を利用する方と利用されない方の受益と負担の公平性の観点などからも、受益者負担の適正化は重要な視点であると思いますが、具体的にどのような内容に取り組まれていく予定かお聞きします。
また所信表明では、水道・下水道事業について料金制度の見直しを図るとも言われています。
この間の広報ひらかた等では、基本水量の廃止について示唆されており、そうなると、基本水量付きの基本料金を減免する、いわゆる福祉減免についても見直しが必要となります。
どのように対応されるのか、あわせて伺います。
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受益者負担の適正化については、施設使用等の受益に対して適切なご負担をいただく、また、使用されない方との負担の公平性を確保するとの考えのもと、これまでも、駐車場有料化などを実施してきたところです。
今後においては、使用料・手数料の設定にかかる基準を策定し、施設の維持管理コストなどを踏まえた適切な使用料・手数料を設定するとともに、減免制度についても、制度導入時からの社会情勢の変化や、他市、類似施設の状況などを踏まえ、必要な見直しを検討していく考えです。
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受益者負担の適正化については、維持管理コストが上昇しているものの、使用料などが長期間、据え置かれたままとなっているものも多いのではないかと思いますので、将来にわたって必要な施設を適切に維持していくためにも、しっかりと検討いただきたいと思います。
また、利用者へ新たな負担を求めることについては、なかなか納得を得ることは難しいとは思いますが、理解を求めるためにどのように取り組まれるのかお聞きします。
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使用料等の見直しにあたっては、施設の維持管理コストや公益性の観点等を踏まえ、受益に対する負担の適正性をしっかり検証したうえで、改定を行うものです。
こうした検証内容については、説明責任を果たしながら取り組んでいく考えです。
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維持管理などに要するコストを見える化し、そのうち、利用者に負担いただくものなどをしっかりと明示することも大事であります。
市長は、行政改革の取り組みを見える化するとも言っているわけですので、こうしたコストについて見える化を図ることも、理解を得るためのひとつの手段になると思います。
行政改革の取り組み、そして行政コストの見える化を行っていただき、市民に対しても状況の共有をしていただくよう要望いたします。
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