ごみ量の削減について

令和元年9月定例月議会 開催日:2019.10.07

  • ごみ量の削減についてお尋ねをします。

    我が会派では、これまで、枚方京田辺環境施設組合による新ごみ処理施設の能力があまりにも小さいものとなっていることや、ごみ減量が進んでいない状況を踏まえ、安定的な処理に支障が生じる恐れがあると指摘してまいりました。

    副市長からは、ごみの減量目標を必ず実現できるよう進めるとの「決意・意気込み」が語られ、積極的なごみ減量の取り組みが行なわれてきました。

    そうした中、先の所信表明では、「ごみ量の削減に努める中で、排出者責任の観点で事業系ごみ処理手数料を見直す」と表明されるにとどめられました。

    ごみ減量の取り組みに関する市長の思いが、かなりトーンダウンしているように受け止められますが、ごみ減量は、喫緊の課題であることに変わりはないと考えています。

    そこで市長は、ごみ減量の課題をどのように捉えておられるのかお尋ねします。

  • ごみの減量施策につきましては、平成28年3月に「ごみ処理基本計画」を策定するとともに、減量目標の達成に向けて、着実に取り組みを進めてまいりました。

    今年度の減量目標達成にはあと少しとなっておりますが、新ごみ処理施設の稼働に向けては更なるごみ減量に取り組む必要があります。

    そうしたことから、これまで以上に各施策・事業の充実・強化を図る必要があると考えています。

  • ごみ減量の目標達成には、更なる施策展開や事業の充実・強化が必要であると認識されておられるとのことですが、市長も日々、枚方市民として、率先したごみ減量に取り組んでいただいていると思います。

    生ごみの水切りや古紙の分別排出など、ちょっとした取り組みが焼却ごみの大きな減量につながります。

    そこで市として、具体的な施策・事業をどのように展開していくつもりなのか、また事業系ごみ処理手数料を見直すとされていますが、その時期や料金をどのように考えておられるのか、あわせてお尋ねします。

  • 今年度から開始しております古紙の行政分別回収事業や食品ロスの削減に係る取り組みの他、事業系ごみの適正排出の指導強化などを充実させ、着実にごみ減量を進めていく考えです。

    また、事業系ごみ処理手数料の見直しについては、京田辺市のごみ処理手数料の額を踏まえ、新ごみ処理施設の稼働までの早期に改定が行なえるよう検討してまいります。

  • 事業系ごみ処理手数料の見直しについては近隣市を参考として、早期の改定を要望します。

    また、減量目標の達成にはあと少しという答弁でしたが、環境負荷低減の観点から、更なるごみ減量施策の展開、推進を要望します。