総合文化芸術センターの案件について概要報告
昨日、2020年東京オリンピックの聖火リレーに枚方市が通過するという嬉しいニュースがありました。大阪府を2020年4月14日(火)?4月15日(水)に通過するという事で、枚方市は4番目、門真市と豊中市の間に入るようです。(ずっと聖火を付けたまま街中を走り回るというわけでもなくて、自治体間は車両で移動しながら、リレーしていくようです)楽しみです。
さて5月31日、10時から6月開会議会に向けての総務委員協議会が開催されました。今年度の委員長としての初仕事となりました。
●総務委員協議会の案件(令和元年度6月実施)
(1)行政改革の取り組みについて
(2)住民基本台帳法施行令等の一部改正に伴う住民票等への対応について
(3)災害援護資金の貸付利率等の変更及び市民安全部における支援事業の現状について
(4)入札不正行為排除・防止検証委員会からの答申内容の報告について
(5)会計年度任用職員制度について
(6)工事請負契約締結状況報告(平成31年1月~3月)について
(7)地方税制改正の概要について
(8)枚方市総合文化芸術センターの利用方法に関する基本的な考え方について
(9)枚方市プレミアム付商品券事業について
案件数は9件でした。このうち、(1)(8)について概要をご報告します。
(1)行政改革の取組について
今回の報告としては内容が2つあって、1つが窓口業務等のアウトソーシング化にかかる考え方について、2つ目が次期行政改革実施プランについてというものです。
<1>窓口業務等のアウトソーシング化にかかる考え方
市役所の仕事のうち、窓口業務等について外部委託できるものはどれか?をさまざまなデータを取って検証したものです。
今回は窓口業務として45業務、また研修や健康管理・社保関係の事務等の庁内総務業務として4業務、郵便物の集配やデータ入力等の全庁的庶務業務として2つがあげられていました。
今後、更なる精査や検証を経て、取り組めるものからアウトソーシングしていくことになります。
アウトソーシング・民間委託についてはこれまでも取り上げてきたとおり、賛成ではあるのですが、「市役所が何をしていくべきなのか?」「公はどういった役割を果たしていくべきなのか?」「職員は業務の中でどういった能力を身につけていくのか?」等々、様々な視点も含めて精査していく必要があると思っています。
<2>次期行政改革実施プランについて
枚方市の行政改革を推進していくにあたり、どういった内容で改革を進めていくのか、まとめたものが「行政改革実施プラン」です。今行われているプランの計画期間が今年度で終了となるため、次の計画を作っていく、というもの。
現行のものと次期のものとで大きく異なっていくとされているのは【労働力人口の減少、人不足の状況を踏まえ、AIやICT、RPA等を活用した見直し】というのが視点に挙げられています。どちらかというと、これまでは一つ一つの事業について見直しをしていくというスタイルでしたが、市役所全体として働き方改革やスマート自治体等のキーワードも含め、仕事そのものを見直していく、というようなイメージのようです。
今回はイメージだけでしたが、次回以降に具体的な精査検討がされたプランが出てくるという事ですので、期待しつつ待ちたいと思います。
(8)枚方市総合文化芸術センターの利用方法に関する基本的な考え方について
市民会館大ホールの後継施設にあたる、枚方市総合文化芸術センター。これまで、建設にかかる議論が多くありましたが、いよいよ建設が始まったところで実際の利用に関する具体的な説明があったものです。
開館時間や休館日の説明がなされていました。また、別館として使われる予定のメセナひらかたについても、説明がありました。今後、来年度の公募開始にあたり、今年度中に詳細な使用条件が定められていく予定です。なお、開館は令和3年(2021年)を予定しています。
いずれの案件も各委員からも積極的な質疑・意見がでていました。私の会派からは泉議員が出席。(緊張して手汗も出ていた模様です・・お疲れ様。)傍聴議員も多かったです。
週明けからは文教、厚生、建設環境と委員協議会が続き、6月議会に続いていきます。
岩本にとっても昨年12月からの半年ぶりの一般質問。堺市長選挙への応援も入っていますが、しっかり取り組んでいきます。
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