殿二分団の消防団訓練にて
今日は、殿二分団の消防団訓練に行ってきました。今回の活動は規律訓練とチラシ配りでした。
(先週は非常時の対応訓練も行いました。災害時に消防団としてどう行動するか、というものです)
規律訓練では、各班から2名ずつ選出、その2名が指揮者役となって号令をかけるものでした。チラシ配りでは、私たちのエリアである平野小校区のうち、牧野本町付近をポスティングいたしました。
今回のチラシは以下のものです。
- 枚方市消防団の「火の用心」ステッカー
- 119番電話をはじめとする公共のダイヤル番号について
(裏面は”住宅防火~いのちを守る7つのポイント~”など住宅の防火に関する情報)
チラシに書かれていた”住宅防火~いのちを守る7つのポイント~”など住宅の防火について、いくつかポイントをご紹介します。
●高齢者の死亡率が高い
ここ数年、全国の住宅火災による死者数は 1,000 人前後で推移しています。
そのうち、65 歳以上の高齢者の死者数は約7割、また住宅火災による死者の半数以上が逃げ遅れによるものとなっています。
平成28年中の死者数885人のうち
- 65才以上 619人
- 64才以下 266人
(睡眠時間帯の逃げ遅れを防止するため、住宅用火災警報器の設置が義務付けされました)
住宅火災の発火源別ではたばこが1番多く、2番以下は・・・
住宅火災の発火源別死者数
1番 たばこ
2番 ストーブ
3番 電気器具
4番 こんろ
5番 マッチ・ライター
●〔住宅防火〕命を守る7つのポイント
3つの習慣
- 寝たばこは、絶対にしない。
- ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用。
- ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず消化する。
4つの対策
- 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置。
- 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用。
- 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置。
- お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
これに付け加えて、コンセントに綿ぼこり等が詰まることからの火災もあるようなので、こうしたことにも大掃除等の際に対応することが必要ではないでしょうか。
住宅火災は、日常の生活では意識することも少ないものですが、こうしたことを全市民的に意識いただいて、各人がそれぞれ対策していくことが必要と思います。機会があれば、話していきたいと思っています。