学校給食について
平成29年予算特別委員会(第2日目) 開催日:2017.03.15
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次に、予算説明書441ページの第一学校給食共同調理場運営経費について。
4億9,539万9,000円が計上されていますが、平成28年度の中学校給食の喫食率の結果について、どう考えておられるのか。
給食を選択していない生徒はなぜそうしているのか。
また、平成29年度はどのようにこの問題を解決されていかれるのか、お伺いいたします。
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本年2月の喫食率は25.8%と開始当初よりも3.6ポイント上昇し、一定の向上が見られるものと考えております。
現在、平成29年度の新1年生やその保護者を対象に試食会を実施するとともに、利便性向上のために自動予約の仕組みも取り入れております。
給食を選択していない生徒につきましては、給食よりも家から持ってくる弁当のほうが好き、給食には食べたくないものや食べられないものが入っているのほか、月によって食べたり食べなかったりする生徒については、予約の手続を忘れていたなどによるものでございます。
今後も引き続き、各中学校やPTAと連携した取り組みを進め、喫食率の向上に努めてまいります。
前村卓志学校給食課長
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給食を選択しない生徒の動向をそのように把握されているということであれば、それに対する対策を早急に取るように要望しておきます。
次に、予算説明書441ページ、中学校給食充実事業経費(こども夢基金繰入金分)でございますが、市制施行70周年記念事業として520万円計上されていますが、この事業の内容について、お伺いいたします。
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中学校給食充実事業経費について、お答えいたします。
和食は、日本人の伝統的な食文化として四季折々の新鮮な食材を使用するとともに、正月や節句などの年中行事とも密接な関係があります。
また、一汁三菜を基本とする、栄養バランスにすぐれた健康的な食生活が健康長寿にも役立つことから、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
本事業は、中学校給食を通してそのすばらしさを子どもたちに伝える中で、枚方の中学校給食と郷土枚方への愛着を育むことを目的とするものでございます。
事業内容といたしましては、「中学校 みんなで和食給食の日」を設定し、ミシュランシェフ等が監修する和食の献立を中学校給食に取り入れ、全ての生徒に提供するものでございます。
前村卓志学校給食課長
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和食を積極的に中学校給食に取り入れる取り組みについては、喫食率向上においても有意義なことと思います。
この取り組みについては生徒だけでなく保護者にもしっかり伝えるとともに、その成果を継続して今後の中学校給食に活用していただきますよう要望しておきます。
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