淀川渡河橋について
2018年12月定例月議会 開催日:2018.12.17
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次に、淀川渡河橋について、お聞きします。
淀川を渡河する牧野高槻線については、平成29年12月定例月議会で整備効果や周辺地域への影響についてお聞きしましたが、現在の進捗状況と今後の予定についてお聞きします。
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次に、淀川渡河橋について、お答えします。
牧野高槻線につきましては、事業者である大阪府が本年7月に都市計画変更に関する説明会を開催し、現在、今年度末の都市計画変更に向けた手続きが進められています。
今後の予定としましては、平成31年度に建設事業評価及び事業認可取得を行い、平成32年度に事業着手する予定であるとことを確認しています。
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本年7月に開催された都市計画変更に関する説明会では、牧野高槻線の整備に伴う騒音や大気に関する不安の声が上がっていましたが、それに対し、どのような取り組みをされているのかお聞きします。
また、府道京都守口線については、牧野高槻線の整備に伴い牧野高槻線の接続部北側の交通量が約2万台から約4万台に増加するとの説明がありましたが、府道京都守口線についてどのような対策を考えられているのかお聞きします。
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牧野高槻線の整備に伴う騒音や大気などの環境への影響につきましては、本事業が環境影響評価法及び大阪府、本市の環境影響評価条例の対象事業には該当しませんが、大阪府において任意の環境影響評価を実施され、事業実施段階までに改めて地域への説明会を開催するとのことを確認しています。
次に、府道京都守口線の対策につきましては、牧野高槻線との交差部から市道 牧野長尾線までの区間を2車線から4車線に拡幅すると大阪府に確認しています。
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牧野高槻線の整備に伴い増加する交通量の受け皿となる府道京都守口線については、一定区間を2車線から4車線に拡幅するとのことでしたが、その増加する交通量は府道京都守口線から主にどの路線を通ると予測されているのか、お聞きします。
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大阪府が実施した交通量の将来推計結果では、主に市道 牧野長尾線や主要地方道 枚方高槻線を通行すると予測されています。
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交通量の増加部分について、枚方市としてもしっかり対応をしていかなければならなりません。
ただいまご答弁にありました主要地方道である枚方高槻線については、歩道が整備されておらず歩行者も多いにも関わらず、時間帯によって渋滞が発生します。
今後更に交通量が増加するのであれば、安全対策が必要ですが、枚方市として大阪府に働きかけを行っているのかお伺いします。
また、市道牧野長尾線についても現在でも渋滞が発生している状況ですが、さらに交通量が増えるとなると、本道路の改良や現在、未整備区間となっている楠葉中宮線の整備の必要性が増すのではないかと考えますが、今後、枚方市としてどのような対策を講じる考えなのかお聞きします。
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主要地方道 枚方高槻線については、牧野高槻線の整備に伴い交通量の増加が予測されていること、また、十分な歩行空間が確保されていないことから、歩道整備など安全な歩行空間の確保に取り組まれるよう要望しておりますが、大阪府では、現在事業中の箇所を優先しており、現時点で事業着手に至っていない状況です。
本市としましては、引き続き、大阪府において早期事業化が図られるよう取り組んでまいります。
次に、市道に関する対策につきましては、牧野高槻線の整備に伴い大きく影響が予測される本市北部地域の現況交通量を把握するための交通量調査やその結果を基にした将来交通量の予測を行い、交通渋滞の発生等が予測される課題箇所と対策案を抽出するための検討業務を今年度から来年度にかけて実施いたします。
その後、検討結果を踏まえた市道の必要な対策に取り組んでいく考えです。
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市として課題認識されていることは一定理解いたしました。
今年度から来年度にかけて、影響を予測するための検討業務が行われるという事ですので、関係者ともコミュニケーションを取ながら必要な対策に取り組んでいただきますよう要望します。
これまでも申し上げてきましたが、開通後の影響を最小限に抑えるために、開通後の渋滞状況から対策を検討するのではなく、5年~10年後を見据え、大阪府と状況を共有し、市としての中長期的な展望を持ちつつ、具体的な対策を講じていっていただきますよう、要望しておきます。