三世代家族・定住促進事業について

2018年 決算特別委員会  開催日:2018.10.25

  • 決算概要書165ページに三世代家族・定住促進事業費が計上されていますが、平成29年度の住宅取得補助やリフォーム補助の申請件数の実績と、交付申請により市に転入して来られた世帯の特徴や傾向をお伺いします。
  • 平成29年度の交付申請件数は61件であり、計183名の転入がありました。

    内訳としまして住宅取得については58件、住宅リフォームについては3件ありました。同居と近居の内訳として、近居57件、同居4件となっています。

    交付申請により枚方市内へ転入された世帯の特徴としては、新築の分譲戸建てや分譲マンションへの転入や、親世帯の近所への転入が見られます。

    また、枚方市へ転入する前の居住地は7割が大阪府内となっています。

  • 平成29年度の三世代家族・定住促進事業について61件の申請、183名の方が転入されたとのことです。

    61件中58件と、殆どが住宅取得であり、リフォームは3件にとどまっています。既存住宅ストックの活用という観点から、リフォームがもう少し増えても良さそうですが、どういった課題があると捉えているかお聞かせ下さい。

    また、本事業による効果についてどのように考えているのかお伺いします。

  • 本事業では、交付申請された方にアンケートにご協力を頂いており、選ばれた住宅や親世帯との同居・近居などについてお考えを聞いております。

    アンケートの回答から、選びたい住宅については、「自分に合った機能を持つ住宅を注文したい」という理由が多くありました。既存住宅ストックの活用については、国においても課題と捉えており、優良なリフォームを支援する事業を進めております。

    また、本事業により親世帯と子世帯が同居・近居することは、親世帯は子世帯が近くにいることで安心感を得ることでき、子世帯は親世帯に子育てを応援してもらえるといった効果があると考えております。

  • 本事業は、定住促進につながる政策であり、こうしたアンケート等の申請者の声などを広報に活用いただきたいと思います。

    また、アンケート回答についてご答弁がありましたが、事業に取り組む中で様々な情報が得られていると思います。

    こうした情報は新たな施策検討に際し大いに参考になると考えます。

    この制度を申請・補助だけにとどめることなく、市の課題として取り組んでいる定住促進策の次のアクションに活用いただくことを要望しておきます。