大阪北部地震に伴う緊急議会・全員協議会
先週の7月18日、大阪北部地震に伴う緊急議会と全員協議会がありました。全員協議会では前回の全員協議会に続き、大阪北部地震の被害状況の報告と対応、また豪雨災害についての被害と対応の報告がありました。
緊急議会では補正予算として(今回の対応に伴う)職員の時間外手当、被災建物の修繕についての補助金、ブロック塀のに対する補助金等が上程され、審議可決となりました。会派からは妹尾議員が代表して質疑を行いました。
市役所内もまだまだガラスが割れていたり、通路がふさがれていたりと、完全復帰とは言えない状態が続いています。(※天井の穴は6月下旬で塞がっています。)建物あちこちにひびもあり、相当に老朽化が進んでいる状態です。災害対応という切り口だけではないですが、新庁舎にも早期に着手していってもらわねばならないと思います。
外装修繕の場合の補助(被災建物修繕補助金)について
地震により損壊した枚方市内の建物が対象です。用途については、居住用・事業用などは問いません(ただし、国制度「住宅の応急修理」に基づく給付を受けた者は除きます)。屋根や外壁、窓ガラスなど外装の修繕で税込みの金額で下に書いてある金額以上の経費がかかったものについて、支給されます。対象は一部損壊以上の建物です。
被災建物修繕補助金の金額
30万円以上50万円未満の修繕→ 課税世帯3万円 非課税世帯6万円
50万円以上100万円未満の修繕→ 課税世帯5万円 非課税世帯10万円
100万円以上の修繕→ 課税世帯10万円 非課税世帯20万円
ブロック塀の除却、軽量フェンス等を設置した場合の補助(ブロック塀等対策補助金)について
すこしややこしいのですが、
(1)ブロック塀(道路等に面し、高さ60cm超える)等の除却。
(2)ブロック塀等に替わる軽量フェンス等の新設。
(3)ブロック塀等に替わる生垣の新設。
と3つがあり、この3つのうち、軽量フェンス等と、生垣については、ブロック塀を除却した方だけが対象となります。
ブロック塀等対策補助金の金額
(1)ブロック塀の撤去 1㎡あたり6000円を乗じて算出した額または除却経費(税込)の2分の1相当額のいずれか低い金額で、上限は15万円となります。
(2)軽量フェンス等の新設 設置経費(税込)の2分の1相当額で上限20万円となります。
(3)生垣の新設 延長1mあたり8000円を乗じて算出した額または設置に要する経費(税込み)の3分の2に相当する額のいずれか低い金額で、上限25万円となります。
共通の条件
建物修繕・ブロック塀等のいずれも、サンプラザ1号館6階の大阪北部地震被災者支援対策室に提出、郵送も可能です。また、共通として8月1日から受付となっていますが、震災後に行ったものについても、つまり8月1日以前の工事も対象となります。期限は来年(2019年)の3月31日までに契約を締結したものとなります。
※参考
http://www.city.hirakata.osaka.jp/0000020033.html
被災者の方への減免等制度一覧
全員協議会の資料で、今回の震災での被災者の方々への減免等の制度が一覧となっていましたの共有します。詳細は各課に問い合わせいただければと思います。(聞きにくいようでしたら、私の方でも確認します)
保険料等の減免等
- 国民健康保険料及び一部負担金の徴収猶予等(国民健康保険室)
- 後期高齢者医療保険料の徴収猶予等及び一部負担金の免除(国民健康保険室)
- 介護保険料・利用料の減免(介護保険課)
- 国民年金保険料の免除(年金児童手当課)
子ども医療、ひとり親家庭医療、重度障害者医療、老人医療の各種手続きの受付期間延長(医療助成課)
税金の減免等
- 延滞金の免除(納税課)
- 固定資産税の減免(資産税課)
- 個人市民税の減免(市民税課)
福祉サービス等の減免等(以下、この項目は障害福祉室)
- 障害福祉サービス、障害児通所支援
- 自立支援医療(更生・育成・精神)
- 補装具費
- 肢体不自由児通所医療の給付決定保護者の負担軽減
- 療養介護医療費支給対象者の負担軽減
その他
- 児童発達支援センター使用料の減免(子育て運営課)
- 幼稚園・保育所保育料の減免(保育幼稚園課)
- 母子父子寡婦福祉資金の貸付(子ども総合相談センター)
- ショートステイ、トワイライトステイ利用料の減免(子ども総合相談センター)
- 就学援助(学務課)
- 留守家庭児童会室保育料の減免(放課後子ども課)
- 災害ごみの無料回収※要電話連絡(減量業務室)
- 水道料金・下水道使用料の漏水減額(上下水道経営室(営業料金担当))
- 受益者負担金の徴収猶予・延滞金減免(上下水道経営室(営業料金担当))
- 一般廃棄物処理手数料(し尿)の減免(淀川衛生事業所)
- 災害弔慰金(危機管理室)
- 災害障害見舞金(危機管理室)
- 災害援護資金の貸付(危機管理室)