減量の取り組みについて

平成30年 2018予算B日程 開催日:2018.03.23

  • 予算説明書295ページ「10.ごみ減量化啓発事業経費」に関してお聞きします。
     
    京田辺市と共同で整備を行っている新ごみ処理施設稼働の平成35年までに、約8,500トンの焼却ごみ量の削減が必要であることから、様々なごみ減量化事業に取り組んでおられると思いますが、平成29年度の焼却ごみ量は、どのように推移しているか、直近の状況をお伺いします。

  • 平成28年度における焼却ごみ量の実績値は99,003トンであったのに対し、平成29年度の焼却ごみ量は、2月末時点の推計となりますが、約97,000トンと2,000トン近い減量成果を見込んでおります。

  • 直近の焼却ごみ量については、約2,000トンのごみの減量を見込んでいるとのことですが、目標達成までは、まだまだといったところです。

    昨年の6月定例月議会でも述べさせていただきましたが、ごみの減量には、一般ごみの中に資源として再利用可能なものが多く含まれる紙ごみへの取り組みが重要と考えています。

    そこで、家庭系ごみや事業系ごみに含まれる紙ごみの削減に向け、それぞれどのように取り組まれるのか、お伺いします。

  • 家庭系一般ごみに含まれる紙ごみの削減への取り組みといたしましては、現在行っている自治会などによる紙類等の集団回収に加え、新たに、行政主体による紙類の資源化施策の早期実施に向け、検討を進めてまいります。

    また、市内大学と連携した古紙の回収拠点について、5大学のうち1大学と平成30年4月の実施に向け手続きを進めています。

    事業系ごみに含まれる紙ごみの減量の取り組みとしましては、引き続き事業系ごみ多量排出事業者への立入指導を行う他、許可業者との連携を図りながら、事業系ごみに含まれるリサイクル処理や再生可能な機密書類などの紙ごみの減量啓発に取り組んでまいります。

  • 平成30年度は、紙ごみの削減に向け、様々な施策に取り組んでいかれるとのことですが、新ごみ処理施設が稼動する平成35年までには、処理が可能な焼却ごみ量まで削減する必要がありますので、引き続き家庭系・事業系ともにごみ減量の取り組みを推し進めていただくことを要望します。