はじめてのロールオンアロマ作り

岩本の関わっている、NPO法人ふれあいネットひらかたでは昨年度より”ママなび舎”(お母さんのための学びの場)事業を行っています。(ママなび舎ページ http://shokuiku-station.com/mamanavi/ レターは岩本の作品!)

5月2日、ママなび舎の打ち合わせとしてアロマサロン”スピカの樹”さんに行ってきました。せっかくの機会なので、”ロールオンアロマ”を作りました。

アロマテラピーについて

アロマテラピーというと、一部の方の趣味のようにとらえられる方も多いかもしれませんが、これがけっこう捨てたものじゃない。

(アロマ=芳香)(テラピー=療法)ということで、フランスで体系的にまとめられたとされます。もともと歴史をたどると、昔は薬草というと、草を煮詰めて使っていたのですが、科学の進歩により、その成分だけが抽出できるようになったので薬ができたともされます。それで、ハーブとかの成分を抽出したものがアロマテラピーに繋がっているとのこと。フランスやベルギーでは今でも医療でアロマテラピーが活用され、健康保険の対象にもなる場合もあるそう。

五感で言うと、嗅覚は唯一理性よりも先に本能に働きかけ、鼻から大脳に直接的に伝わり、体にも吸収しやすい。味の半分以上は匂いに影響を受ける説もあるようです。

また、匂いを楽しむのと体に対する効能を期待するのと、両面で楽しめます。夏なら虫除けの香り、また冬が近くなると感染症予防に。季節問わず、花粉症や咳や鼻づまりの予防にも役立ちます。

近年、認知症予防にも効果があるとテレビ等で取り上げられ、また研究も進んでいるとのことでした。
(※この辺り、認知症進行中の身内がいるため、少し突っ込んで学びたい気もします。)

アロマ香水作り講座の流れ

講座は、大きく分けて以下の3つの流れで進行していきました。

  • アロマテラピーについて
  • アロマ診断
  • アロマロールオン作り

アロマ診断では、8つのオイルのにおいを好きな順に並べていきました。予想通り、途中から花がおかしくなって違いが分からなくなってきます(笑)。その辺は、感覚でやりました。わたしの診断結果は画像の通りですが、少し尖った結果となりました。

もちろん、当日の体調や感情で好きな香りが変わってくるものですが、やはり体質が変わったりしているときには、香りの好き嫌いにも変化がでることも多いようです。

グラフの高いところは足りている(苦手に感じる)、数値が低いところを身体が求めてる(いいと思う)ということで、その内容に対応したアロマを組み合わせていく、そういう流れでやっていきました。

(日本人だと引っ込み思案な診断結果が出やすく、それを逆転させるものとして柑橘系の香りが好まれる、そんな話もありました)

私が選んだのは、ベンゾイン・オレンジスイート・サイプレス・ジュニパー・リトセアです。ベースとなるベンゾインを入れ、次に香りだちの遅い順に入れていきました。バランスを考えて3滴ずつ、最後に無水エタノール5mlを入れて完成となりました。(とりあえずは2週間ほど寝かせないといけないようなので、本格的に使うのはGW明けくらいからとなりそうです)

会社員のころ、百円ショップから専門ショップでなど、さまざま買ってきましたが、すっかり遠ざかっていました。
(百円ショップのは成分を見ても、殆ど気分的なものですね。今思うと、素人の生兵法で恥ずかしいものです)

機会があれば、アロマストーンや石鹸作りなんかも挑戦してみたいものです。先生、ありがとうございました。

スピカの樹 http://spicaarbor-aroma.com/