児童手当等の受け付け業務について
平成29年9月定例月議会 開催日:2017.09.19
- 次に、児童手当等の受け付け業務についてですが、担当となる別館2階の年金児童手当課の窓口が大変混雑し、受給されている方に負担をかけていると聞きました。実際、私も窓口が混雑している様子を見ています。そこで、ここでどのような業務をされているのかお伺いします。
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年金児童手当課では、中学校終了前の児童を養育する方に支給する児童手当、離婚等によりひとり親となった児童を養育する方に支給する児童扶養手当、政令で規定する障害のある児童を養育する方に支給する特別児童扶養手当の3種の手当の申請受付、審査、支給等の業務を行っています。
特に8月は次年度への更新手続きとして、児童扶養手当については現況届を、特別児童扶養手当については所得状況届を受給者から受け付けるため窓口が大変混雑します。
児童手当の現況届受付は法令で6月となっておりますが面談が無いためほとんどの方が郵送されるので混雑の原因にはなっていません。
白井重喜健康部長
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年金児童手当課では、児童手当・児童扶養手当・特別児童扶養手当と3つの手当の申請受付等をやっているとのことでした。それでは窓口受付の待ち時間が長い、混雑をしているのはどうしてでしょうか。
児童扶養手当と、特別児童扶養手当の更新手続の受付は8月とのことですが7月・9月も受け付けることで混雑は解消されるのではないでしょうか、お伺いします。
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児童扶養手当の受給者は約4000人ですが、8月中に、現況届を行うことが法令で義務付けられているため、連日150から200人の受給者が来庁されています。
また、特別児童扶養手当についても、所得状況届けの受付期間が8月10日から9月10日までと法令で決められおり、受給者は約1000人ですが、平均して連日約40人の方が来庁されます。
1件あたりの面接に要する時間は、通常10から15分程度ですが、個別の内容により、更に長くなることもあります。
面接の内容は、年に1回、受給者本人を現認し、手当受給要件に関わる事項について、本人からの聞き取り、提出書類などにより確認をおこないます。提出いただく書類については、事前に送付する現況届の案内文に同封し、手続きが円滑に行われるよう努めています。
白井重喜健康部長
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先ほどの説明では児童扶養手当、特別児童扶養手当の更新手続の受付期間が法令で設定されており、窓口が混雑するとのことです。
しかし、解決策はいくつかあると思います。例えば、本庁以外で受付を行う、あるいは、申請される方の状況に配慮し休日に受付を行う、窓口の待ち時間を減少させるなど、利便性改善の方策はいくらでもあるのではないでしょうか。
また、受付期間の延長を国に要望いただきたいと思いますが、見解を伺います。
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本庁以外の受付につきましては、現況届本体をはじめとする個別資料が用意できませんので、困難と考えています。休日の受付につきましては、平成18年度から8月第4日曜を開庁し受付を行っています。
受付期間の国への要望につきましては、国において、児童扶養手当の支給月の間隔を4ヶ月から隔月にすることが検討されており現況届の受付期間に影響するため、動向を注視してまいりたいと考えています。
今後、平成26年度から実施している本市ホームページの「待ち時間配信サービス」の利用を一層周知し、待ち時間の負担感の軽減に努めてまいります。
白井重喜健康部長
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今回、児童手当等の受け付け業務について、申請場所、申請受付日、混雑の課題について仕組みを変えることで改善いただきたいと思いました。
本庁以外では困難ということでしたが、そうすると支所の役割あり方はどうなのかと少し疑問に思うところです。
また、待ち時間減少のための課題として、受付要員の確保が上げられますが、受付期間が限られていることでもあり、休日や特に混雑する日だけでも、事務応援を求めることにより休日開庁日を増やす、受付窓口を増やすなど少しでも待ち時間減少に努力いただくことを要望しておきます。
申請者の視点に立った行政サービス改善に取り組んでいただきたいと申し上げ、次の質問にうつります。
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