全国学力・学習状況調査 | 子どもたちの未来への可能性を最大限に伸ばす学校教育の充実について

平成28年3月定例月議会 開催日:2016.3.4

  • 次に、全国学力・学習状況調査についてお伺いします。

    「確かな学力の向上に向け、全国学力・学習状況調査において全国平均を上回る学校教育をめざす」とありますが、全国学力・学習状況調査の結果については、9月議会において、市長から「公表方法について、教育委員会と協議していきたいと考えている。」という答弁がありました。

    私は、この調査について、学校別結果を公表していく必要があると考えているが、どのようにお考えか、お伺いします。

  • 全国学力・学習状況調査は、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的に実施するものです。また、文部科学省では、その公表にあたり、「序列化や過度な競争が生じないようにするなど教育上の効果や影響等に十分配慮すること」としています。

    結果の公表につきましては、学校全体で組織的に学力向上の取組を推進するために活用していくことが重要であると考えていますが、学力向上のための一つの指標として、課題を解決していくために、より詳細に分析・活用することも必要であると考えています。

    このことを踏まえ、教育委員会としては、平成28年度の全国学力・学習状況調査の結果の公表のあり方について、さらに検討していきたいと考えています。

    教育長

  • また、全国学力・学習状況調査の結果公表について、9月議会の時から、市長との協議が進んでいないように思います。

    市として、学校ごとの課題に対応したきめ細かな改善策に取り組んでいく上で、保護者や市民の理解は欠かせません。そのためにも、学校別結果の公表による課題の共有が必要です。

    ぜひとも市長と教育委員会で早期に協議をしていただき、公開に向けて取り組んでいただくよう要望します。