市制施行70周年記念事業について
平成28年12月定例月議会 開催日:2016.12.13
- 最後に市制施行70周年記念事業について、質問させていただきます。
私は、本年6月の定例月議会の一般質問におきまして、シビックプライドの醸成について質問を行い、70周年記念事業を契機に、子どもたちの郷土愛を育むことができる新たな取り組みを実施していただくよう要望させていただきました。そこで、その後の検討状況についてお伺いします。 - 市制施行70周年記念事業につきましては、「枚方の魅力をともに高める」をテーマとして、地域資源を活用した取り組みを周年記念事業として進めることで、愛着や誇りをもってもらうとともに、市民をはじめ多くの方に枚方の魅力を伝えていく考えです。
現在、来年度に実施する記念事業の検討を行っているところであり、その中で、こども夢基金を有効に活用するなど、70周年記念事業を契機に子ども達に本市への郷土愛をもってもらえる取り組みを実施していく考えであります。総合政策部長
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市制施行70周年記念事業について、2回目の質問をさせていただきます。
現時点における検討状況はわかりました。是非、70周年記念事業を通して、あらゆる世代の多くの方に当事者意識を伴うまちに対する誇りを持っていただけるような、より魅力的で効果的な取組みをお願いしておきます。
また、70周年記念事業は、本市を全国にPRできる重要な機会でもあります。枚方の素晴らしい地域資源を活かした魅力的で賑わいの創出にもつながるイベントの開催が必要であると考えます。
先ほど、福留議員の質疑の中で、音と光を駆使したイベントを開催していきたいということでございましたが、地域資源の活用といった観点からどのようなお考えをお持ちなのか、お伺いします。 - 本市の地域資源である淀川や京街道「枚方宿」を活用したイベントを考えており、淀川の水を利用したウォータースクリーンによる演出や、地元「枚方宿地区」と連携協力し、「賑わいの創出」や「地域の活性化」に繋がるイベントを検討しているところです。
産業文化部長
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今までの枚方市には無かった新しいイベント形式であるといった印象を受けました。財源については、ふるさと納税やクラウドファンディングを活用するなど、市民や市外から調達するなど、工夫いただきたいと思います。
また、いいイベントでも多くの方に知っていただかなければ意味がありません。市内外の多くの方々にPRするためにも、様々な媒体を通じた、効果的、効率的な広報展開が重要です。特にマスコミはその影響力が大きいですが、そこで取り上げられるためにはそれなりの仕掛けが必要となってきます。広報アドバイザーがせっかくおられるのですから、そのお力もお借りしてPRに力を入れていただきますよう、よろしくお願いします。
また、市内外を問わず、多くの方がイベントに来られることを期待しますが、警備面など安全対策についてもしっかりと検討をお願いしておきます。
何より、この70周年の事業は、シビックプライドの醸成や市の発信、ひいては市の賑わいや定住人口の増加につなげるチャンスにもなるわけですから、何のためにやるのか、一つ一つの事業を精査いただき、内容を吟味いただくことが重要です。くれぐれも事業をやることそれ自体が目的とならないようにと申し上げまして、質疑を終わります。