監査委員として教育現場を実査

本年度は監査委員としても仕事してます。先日、教育現場の実査ということで、枚方市立さだ幼稚園に始まり、招提小学校・招堤中学校、川越小学校と4校(園)を周りました。(監査の具体的な内容は書けませんので・・・以下は市の取り組みのことを書きます。画像もごくごく一部のみ掲載)

市内建築物の老朽化を実感

どの学校施設も老朽化が進んでいます。これは市の公共施設全般に言えることでもあります。もともと昭和30年代の香里団地の建設から40年代~50年代にかけて人口が急激に増加したことに合わせ、必要に応じて学校だけでなく道路や橋や上下水道を整備してきたものがそのままきた、という時代背景も関係しています。

今、建築後31年以上の建物は全体の65%となっていますが、10年後には84%にまで割合が高まります。今後の人口減少のトレンドも踏まえると、ある意味で応急処置的な形で維持管理してきた体制から、抜本的に市内の建築物の在り方を見直していかないといけない時期に来ていると思います。

招提中学校にて給食を食すも、喫食率の低さに驚く

さて、招堤中学校では今年度から始まっている中学校給食を食べました。

この日のメニュー

  • ご飯
  • ミートポテト(和訳:肉じゃが)
  • ほうれん草のサラダ
  • ぶどうゼリー
  • のりかつおふりかけ
  • ご飯
  • 牛乳

岩本、個人的にはおいしく食させていただきました。これで一食335円(一か月6,703 円20食分で計算)なら安くて頼まない手はないと思うのですが、喫食率を聞いたところ生徒は約24%、先生については20%だそうです。子どもたちが4人に1人以下、先生は5人に1人という計算ですね。

量の少なさや細かい融通の利かなさ等、課題もあると思うのですが、もともと50%を設定としていただけに一定何らかの改善が必要かなと思うところです。(岩本として、全員喫食にすべしという大前提の思いはありますが。)

皆さんも周りに対象の方がいらっしゃったらぜひお話しいただきたいですし、課題があれば勉強の意味でもお聞きしたいと思っています。

監査報告書作成へ向けて

何はともあれ、1日は無事に終わりました。(1日4か所はなかなかのものでした)この日のことは、また後日に監査内で協議し、監査報告書を作ることになります。
※参考 枚方市の中学校給食公式サイト https://www.school-lunch.net/Hirakata/