『広報ひらかた』の配布について
平成27年6月定例月議会(第4日) 開催日:2015.06.23
- 『広報ひらかた』6月号の裏表紙で、5月号が期間内に配布できない地域が発生したことに対するおわびの文章が掲載されていました。その報告も受けていますが、市の情報を届ける広報紙が一部とはいえ、多くの市民に配布期限内に届かないということはあってはならないことだと考えますので、改めて『広報ひらかた』5月号の配布がどのような状況であったのか、お尋ねします。
そもそも17万部を超える全世帯への配布なので、配布漏れが全くないというのは難しいことだと考えますが、5月号で配布期限の11日を過ぎて配布した部数はどのくらいだったのか、お伺いします。
また、通常の1カ月の配布期限を過ぎての部数もあわせてお尋ねします。
- 『広報ひらかた』の配布業務は単年度契約で業者に委託しており、毎年5月号がその年度での最初の配布となっております。本年の5月号は、市議会議員選挙の結果掲載のため、通常よりも遅い5月8日から11日の4日間で市内全戸配布を完了する契約となっておりましたが、12日以降、多くの市民の方から、届いていないという連絡をお受けしました。市としてはその都度、業者への確認及び再配布の指示を行いましたが、地域として配布されていないところも複数あり、6月号以降の配布業務を確実に履行できるかどうかも確認したところ、業者の体制が整う見込みがなかったことから、5月25日に事業者との契約を解除しました。6月号からの配布については別の業者と委託契約を締結し、6月号は通常どおり配布を完了しております。
5月号の5月12日以降の配布部数は約8,000部でございます。
なお、通常、配布期限を過ぎてから市民の連絡を受けて配布している部数は、平均ではございますけれども、毎月10部から30部程度でございます。
岸 弘克政策企画部長 - 8,000部というのは、かなりの配布漏れであるということはわかりました。『広報ひらかた』は言うまでもなく、市政情報を市民へ伝えるツールとして大変重要であり、今回のようなことを繰り返すことなく確実に市民の皆さんへ期限内に届くようにすべきだと考えますが、今後の対策はどのようにしていくのか、お尋ねします。
- 『広報ひらかた』は、枚方市の情報が毎月、市内全ての御家庭に届く唯一の手段であり、昨年11月に市民3,000人を対象に実施した情報発信に関するアンケートでは、回答者の9割の方から市の情報を入手する手段として活用していると御回答をいただいております。このことからも、今回のようなことは二度と起こしてはならないと認識しております。
また、委託業者の選定に際しましては、関係部署とも協議を重ね、今後このようなことが起こらないよう仕様書に盛り込む内容を見直すなど、最善を尽くしてまいります。
岸 弘克政策企画部長 - 二度と起こさないために、他市での実績や人員体制、本社や事業所の市内の有無など、仕様を考え、事前の体制チェック等も含め、しっかりと改善を行っていただきたいと思います。
また、総合評価方式など、契約方式も工夫の余地があるのではないかと思いますので、要望しておきます。
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