子供子育て支援新制度についての議員研修に参加
少し前なんですが、7月10日「エル・おおさか(大阪府立労働センター)」で議員研修に参加してきました(主催:大阪保育研究所)。
午前10時から16時半まで終日、部屋は予想よりも参加が多かったということで、ギチギチですごく狭かった。
任意のやつだったんで、一万円。小遣いから…
内容としては、来年度から大きく変わる「子ども・子育て支援新制度について」についてのものです(こども園や小規模保育事業・・というと馴染みあるのかもしれません)。
これから各市町村で条例化されていくものですが、様々な視点からということで大変、勉強になりました。
待機児童の解消、そして幼保の制度も見直していかなければなりません。
そのために、新制度は有効と思うのですが、まだ見えていないことも多く、興味を持って参加してきました(中立とは思うのですけど)。
参加されていた方に制度自体に反対の方が多かったのか、講座いただいた先生方の問題の指摘や、質問の内容も、「この制度自体に大きな問題がある」という視点の方が多いように見受けられました。
会派メンバーでは、清水議員、木村議員、お隣会派の かじや議員とも一緒に行きましたが、私は、アウェー感ありました(*^^*)
でもとても勉強になりました。
子ども・子育て支援新制度の今後の課題
- 講座1「子どもの発達から見た新制度 ー 幼保連携型認定こども園の保育で着目する点」大阪 大谷大学 長瀬美子先生
- 講座2「子ども・子育て支援新制度 ー基本的構造と自治体で決めなければならない事」 佛教大学 奥野隆一先生
- 講座3「市町村で定める条例制定のポイントを省令から見る」 大阪市立大学 木下秀雄先生
- 講座4「学童保育の概要と条例制定のポイント」 佛教大学 奥野隆一先生
- 講座5 「子ども・子育て支援新制度の評価」(全体のまとめ的)奈良女子大学 中山徹先生
新制度で重視している2つの仕組み「認定こども園」と「小規模保育事業」
保育所と幼稚園について、公定価格の設定によって公私の差がなくなる
介護保険同様、事業主体が公立かどうか区分がなくなっていく可能性がある
市町村での裁量がある
小規模保育事業の利用者の安全確保が課題
幼稚園的利用の方と、保育園的利用の方の時間のずれ、整合をどうとっていくか
全体のまとめである講座5は非常によくまとまっていて、正直、これを最初にやればよかったんでは…とか、講座5だけでもよかったんでは…と思わされるものでした。
そして、エナジードリンクで頑張れました。
- 投稿タグ
- エル・おおさか, 子供子育て支援新制度, 議員研修