• 我が会派として代表質問で確認した内容でありますが、教員が児童生徒への指導などに注力できる体制を整備するためには、多様な人材を配置することにより、教員の負担軽減を図ることが重要と考えています。
    その中でも、令和二年度以降、主に新型コロナウイルス感染症対策として実施されてきた教員業務支援員、いわゆるスクールサポートスタッフの配置事業について、教員の負担軽減の取組として有効であることから、府の支援事業の継続を要望している市町村があると聞いています。また、令和三年度から令和四年度にかけて、市町村におけるスクールサポートスタッフの配置は二十市町三百九十九校から、二十二市町四百七十五校に増加している状況です。
    そこで、新型コロナウイルス感染症は五類感染症へと移行された中、今後もスクールサポートスタッフの配置事業は継続していくべきと考えますが、いかがでしょうか。
  • 〇今年度の教員業務支援員の配置事業につきましては、二十三市町四百七十九校の取組に対し、国の補助事業を活用した財政支援を行っております。

    〇国の来年度概算要求では、学校教育活動の充実と働き方改革を実現するため、教員業務支援員をはじめとする外部人材の活用事業が計上されているところでございます。引き続き、国事業を活用し、教員の負担軽減、働き方改革に取り組んでまいります。
  • 最後、要望させていただきます。
    教員業務支援員の配置は、教員が児童生徒と向き合う時間を増やすためにも、また教員の負担軽減や働き方改革を進めていくために重要であり、より多くの市町村において配置を進めていくことが必要と考えます。そのためにも府の財政支援が引き続き必要です。教員業務支援員の配置事業を継続いただくよう要望しまして、質問を終わらせていただきます。