見守り110番について

  • 高齢者が可能な限り、住み慣れた地域で生活し続けられるような地域社会の構築は非常に重要です。
    事務概要443ページには、「高齢者見守り110番」として、協力事業者数873と通報数107件が記載されていますが、この事業の内容と協力店への働きかけはどのように行っているのかお伺いします。
  • 【健康福祉総合相談課長】「見守り110番」は市内13カ所の地域包括支援センターが、各圏域内の医療機関や薬局、スーパーや新聞配達店等に対し、高齢者の見守りと、異変を感じた際の通報協力を依頼しているものです。
    協力の了解が得られた店舗等には、「高齢者見守り110番」のステッカーを配布し、掲示いただいております。
    協力店への働きかけについては、地域で新規に店舗が開店した際にはご挨拶を兼ねて、協力の依頼を行っています。
  • 地域包括支援センターが各地域の店舗を訪問して、協力店舗を増やす活動を行っているようですが、昨年度の取り組みと、どういった内容の通報が入ったのか対応も含めてお伺いします。
  • 【健康福祉総合相談課長】取り組みについては、通報内容や件数、対応状況を記載した、「見守り110番便り」を作成し、協力店舗に配布し実績報告を行っております。
    令和3年度の通報としては、新聞が溜まっているといった内容により、安否確認を行ったところ、衰弱を確認したため医療へ繋げた事例や、物忘れが気になる方がいるといった通報に関しては、介護保険のサービスを提供できるよう制度を紹介する等、必要な支援に結び付くよう取り組んでおります。
  • ご答弁から、取り組み自体は一定理解しました。
    高齢者が増加する中で、またコロナ禍で人と人との接触対話が制限されていたこともあり、重要な事業とは思いますが、協力事業者が873ということで、枚方市内の事業者数から考えると、まだまだ伸びしろがあると思います。
    他の部署にも協力いただきながら、事業者数を増やしつつ、見守り110番事業がより有効に運用されるよう要望します。