保育の利用相談について

  • 子ども未来部の取り組み実績に記載されている「オンラインでの保育利用相談窓口」についてお聞きします。
    「部の取り組み実績」において、ICTを活用したビデオ通話による保育利用相談窓口を開設し、妊娠中の方や市外から転入予定の方など来庁が難しい世帯に対する相談体制の充実を図りました、とありますが、具体的なツールと相談の概要についてお聞きします。
    また、オンライン相談開始後の、対面相談とオンライン相談のそれぞれの件数についてお聞きします。
  • 【上田保育幼稚園入園課長】オンラインでの保育利用相談には、セキュリティ面で信頼性が高いWebexを活用し、保育所等の利用に関する事前相談を行っています。
    保育所を利用するための要件や利用時間、保育所の申請に必要な書類や手続きの方法など、1件あたり30分間で相談をお受けしています。
    また、オンライン相談を開始した令和3年9月から令和4年3月までの、対面相談の件数は、既に保育所等を利用中の方からの相談を含めて9,036件で、オンライン相談の件数は23件でした。
  • オンライン相談については、新型コロナウィルス感染症の拡大防止の観点で窓口の人流を抑制するために実施されたと記憶していますが、対面相談の約9,000件に対してオンライン相談が23件というのは、あまりにも少ないと感じます。
    利用が伸びない要因について、担当部署としてどのように分析していますか。
  • 【上田保育幼稚園入園課長】利用実績が伸びない要因としては、対象を転入予定の方など来庁が難しい世帯に限定していること、対象者への周知が十分にできていないことがあると捉えております。
    現時点では、対面での相談ニーズが根強くあるため、オンラインと対面の相談の供給バランスについて見極めながら、対象者の拡大など利用の促進に向けて検討してまいります。
  • 対面の相談ニーズがあるとしても、せっかくオンライン相談に取り組んでいるのに、活用できていないのは残念です。
    先ほど活用されない要因について答弁していただきましたが、私はツールをWebexに限定していることも問題ではないかと思います。
    コロナ禍においてオンラインで会議を行うことが多くなりましたが、Webexを使うことはあまりありません。
    もっと一般的に使われているツールの活用も検討すべきだと意見しておきます。
    また、市民サービス向上のため、相談だけにとどまらず、申請まで完結できる流れを作っていただくよう、要望しておきます。