市史について

  • 令和3年度決算概要説明書の195ページ、文化財保護費の13.市史等発行経費についてお尋ねします。
    枚方市史は昭和61年の第12巻の刊行をもって完結しているかと思いますが、この事業経費の内容についてお聞かせ下さい。
  • 【文化財課長】市史等発行経費につきましては、市史に関連する資料の収集、整理や保管に要する経費や枚方の歴史に関係する新たな資料や研究をもとにした論文などを収録した枚方市史年報を発行するための作成費及び報償費などを計上しております。
  • 枚方市史の完結後35年が経過していますが、現代の内容が記載された書物は枚方市史別巻の概要編にある平成初期が最後とお聞きしております。
    枚方市史以後は枚方市年報を発刊されていると聞き、現代の内容が記載されていると思い拝見したところ、そのような内容ではありませんでした。
    平成から令和に年号も変わった中、例えばですが、現代の行政史に特化した記録文書は作成されないのでしょうか。
    職員が過去を振り返る際、歴史が記載された書物が必要になると考えられますが市の見解を伺います。
  • 【文化財課長】枚方市史年報は、平成11年度から枚方の歴史に関係する研究論文などを収録した形式で発刊しております。
    議員お示しの行政史につきましては、過去から廃棄される公文書の中から保存すべき文書を選出し整理を行っておりますが、今後、どのように取りまとめ、どのような形で発刊できるかなど、文化財の見地からも調査研究してまいります。
  • 繰り返しになりますが、記録文書として、枚方市史を残していくことは、重要なことと考えています。
    ご答弁のように、整理はされているということですが、今は、行政史として、つながった形で記録が残っていない状況であります。
    さまざま取り組まれていることを、未来に記録を残していく必要があります。
    今の状況を課題として認識いただき、取り組んでいただくよう要望します。