(長文)
本日枚方市議会が閉会しました。
さて枚方市立枚方中学校での教諭による暴行事件が大きく報じられています。
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昨日、私も新聞でこのことを知り、教育委員会から概要を聞きました。
10月8日に(暴行を加えた疑いの事象)が起こり、11月に生徒側から被害届が出され、これについて大阪府警が暴行の容疑で書類送検を行ったという状況です。
教諭は、この件(1年男子生徒に対する暴行容疑)以外も過去に2回校長から「行き過ぎた指導」として注意を受けていたが、校長はそこで留め、市教委には報告がされていなかった。(治療費失念の件も、疑問を持ってます)
聞き取りの中で度々「行き過ぎた指導」という言葉が出てきたのですが、
どこからどこまでが行き過ぎなのか、指導なのか、非常にあいまいですし、学校も混乱します。
学校の個別の対応にゆだねるのではなく、教育委員会がしっかりと対応していくことが求められている、と思います。
今年の3月も、枚方の小学校で体罰事案が問題となった時も、
当初学校内で話がおさめられており、教育委員会に話がいっていませんでした。
当時、市議会では文教委員協議会を行い、市及び市教育委員会に対し要請書を提出しています。
行政(教育委員会)側も、『今後の再発防止や情報共有の在り方について仕組みを見直していく』旨を繰り返し発言していたのですが。
今回、教育委員会も全容を把握できておらず、
説明も、まとまっていない感を受けましたし、こちらが質問したことに対しても、
まだ分からない、とか、どうでしょう分からない、
といった返事で、状況がつかめません。
教育委員会の姿勢も、学校や組織だけでの問題ではないと言わんばかりで、
その説明に強い違和感を感じています。
(教育委員会には警察や新聞社から調査や取材が行われていたが、大きな問題と捉えていなかったのか、議会には報告無かった)
本年、平成25年4月に、3月の事案をふまえ
「枚方市生徒指導マニュアル(体罰防止編)~子供の笑顔を守るために~」が作成されています。
http://www.city.hirakata.osaka.jp/…/l…/75656_183546_misc.pdf
(画像にも何枚か抜粋しています)
アンガーマネジメントやコーピングスキルなど、カウンセリングマインドの事も取り上げられており、マニュアルとしてはよくできているのかもしれませんが、現場でどこまで活用されていたのかというと疑問です。
早急に本事件の全容把握・説明と今後の再発防止を
教育委員会に求めていく必要があると考えています。