食育カーニバルについて
令和2年度予算特別委員会 開催日:2020.3.27
- 「予算説明書」253ページの食育推進事業経費のうち食育推進ネットワーク事業費について、1,020千円が計上されており、この経費は毎年2月にラポールひらかたで実施される「ひらかた食育カーニバル」に係る経費と伺っております。
改めて、この「ひらかた食育カーニバル」の開催目的と過去直近の3年間の来場者数と出展(店)団体数の推移についてお伺いします。 - ひらかた食育カーニバルは、生きる上での基本となる食育を推進するために、食育推進計画の基本方向であるネットワークによる食育推進と食文化の継承を目的として、平成19年度に設置しました、食に関わる活動をしておられる団体で構成する「枚方市食育推進ネットワーク会議」と共催で開催しております。
これまで、12回にわたって開催しており、展示紹介、試食コーナー、模擬店の出展など、様々な催しを実施してきました。
小学校や保育所・幼稚園、食に関わるボランティア団体、病院等の調理師団体、栄養士団体、市内食品企業などが、子どもから高齢者まで、離乳食から介護職まで世代も種類も幅広い取り組みを展開していただいています。
次に、過去3年間の実績ですが、来場者数は平成29年度のべ6,646人、平成30年度のべ6,295人、令和元年度のべ7,287人です。
また、出展(店)団体数については、平成29年度31団体、平成30年度28団体、令和元年度30団体でございます。 - 今の数字をお聞きしていますと、来場者数は2年前に比べて増加しているようですが、出展団体が固定化されているように感じます。
私も例年、出展団体の一員としてこの食育カーニバルに参加していますが、10回を超えて、新たな魅力づくり、仕掛けが必要ではないでしょうか。
また、食育カーニバルは食育推進の啓発を行う有効なイベントとして実施して来られましたが、私の周りには、このイベントの存在を知らない人もおられ、今一つPRに欠けているのではないかと思います。
集客を図る上でも、何らかの対策を講じていただきたいと思いますが、考えを伺います。 - 毎年、このイベントのPRにつきましては、関連団体、関係機関のほか、市内の小学校児童全員及び市内の幼稚園・保育所(園)の全園児にチラシを送付しております。
また、広報やホームページ、FMひらかたやツイッターなどにより新たな団体を公募するなどPRに努めています。
これまで本カーニバルでは、例えば、中学校給食の導入年には、調理実習形式で「地元農産物で中学校給食をつくって食べよう!」という催しを行ったり、今年度は、昨年度の大阪北部地震や台風21号を経験したこともあり、災害食についての講演会を実施し、約90名の市民にご参加いただくなど、企画内容に工夫を凝らし、集客の向上にも努めてきました。
今後も、市民のみなさんが楽しく食育を考える場を提供できるよう、創意工夫してまいります。 - この食育カーニバルは健康増進を図る政策事業としても効果のあるイベントであると思います。
このような機会は、これからも継続して取り組んでいっていただきたいと考えています。
その上で、これまでも企画面など工夫していただいているところですが、特に初めて参加する人を増やせるように、従来の方法に捉われず、柔軟な視点で新たな企画・集客の方策を検討していただくよう要望いたします。
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