保育ICTシステム導入について

令和2年度予算特別委員会 開催日:2020.3.27

  • 令和2年度当初予算の概要60ページ「保育ICTシステム導入事業」919万円についてお伺いします。
    事業概要において登降園管理を導入していくとの記載がありましたが、現在どのような状況なのか、またどのように変えていこうとしているのか、伺います。
  • (子育て運営課長)
    現在、児童の登降園時における時間管理につきましては、一覧表に各保護者に手書きで記入していただいており、児童の登降園が一時に重なる時などは、記載するのにお待ちいただいている状況です。
    システム導入によりICカードやタッチパネルなどによる認証を行うことで、時間短縮と記録の正確さを図るとともに、保護者の利便性の向上につなげることを目的としています。
  • ICTシステムというからには、そのほかの機能向上も図られると思いますが、どのような機能を導入していく予定なのかお聞きします。
    また、昨今、保育士確保が課題となっていますが、このような状況だからこそ、保育所の業務効率化をICTシステムを活用して一層進めていくべきだと思いますが、見解をお伺いします。
  • (子育て運営課長)
    現在、電話で連絡していただいている出欠やお迎えの連絡を自動受付できる機能等について、段階的に導入していく予定です。
    また、保育計画・保育日誌など、これまで保育士や看護師が手書きも含めて管理を行ってきた保育記録等につきましてもシステム化し、さまざまな帳票と自動連動させることで、保育士の事務負担の軽減につなげていきたいと考えています。
  • 保育所と保護者とのやり取りの中には、直接顔をあわせて会話するといった、昔ながらのコミュニケーションの良さもあると思いますが、現在の保護者のニーズも把握しながら、利便性の向上につながるよう進めていただきたいと思います。
    また、先日のA日程においてもICTシステムを活用した業務効率化について述べさせていただきましたが、保育所は特に保育士確保が課題となる中、保育士の事務負担を軽減し、子どもたちとしっかり向き合う時間をとることは重要だと思いますので、ICTシステムの導入を着実に進めていただくよう要望いたします。