外郭団体の行政支援のあり方について

令和元年9月定例月議会 開催日:2019.10.07

  • 外郭団体については、さらなる経営の健全化を推進し、社会情勢や市民ニーズを踏まえ、行政の支援のあり方を見直すとされています。

    これまでから外郭団体へは、人的・財政的な支援のあり方について、一定、見直しに取り組まれていますが、外郭団体の現状をどう捉え、また、今後の行政の支援のあり方をどのように見直していくのか、お聞きします。

  • 外郭団体への行政支援のあり方ついては、公共性や公益性を有する団体として、市民ニーズ等に迅速・柔軟に対応するために、市では対応しきれない分野の課題を担っていただくことで、行政の補完的な役割を果たしていただいており、人的・財政的支援などを行ってきたところです。

    この間、外郭団体に対しては、団体運営のための活動補助金としてではなく、実施する事業に対しての委託・補助を行う方法へ変更するなど必要な見直しを行ってきたところです。

    今後も、社会情勢や市民ニーズ、行政自身が果たすべき役割の変化等を踏まえ、団体が本市の公共的・公益的な事業を補完するものとなっているのか、その団体でしか実施できない事業なのかなど、継続的に検証を行い、支援そのものの在り方も含めた、必要な見直しを図っていく考えです。

  • 外郭団体の事業の中には、すでに公共的な役割を終えたと思われるものも見受けられます。

    直営や他の民間団体でも代替え可能なものや、事業そのものを廃止するべきものをしっかりと検証し、委託や補助金の見直しを進めていただきますよう、要望します。