いじめ問題への体制整備について
令和元年9月定例月議会 開催日:2019.10.07
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市長の所信表明において、いじめは絶対に許されない姿勢のもと、いじめ問題に取り組むとありましたが、文部科学省の調査では、いじめの認知件数は年々増加しており、学校のみの対応では困難な状況にあります。
いじめ問題の情報共有と外部の専門機関及び専門職との連携について、お尋ねします。
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次に、いじめ問題への体制整備について、お答えします。
本市では、枚方市いじめ問題対策連絡協議会において、学校を含む関係部課及び大阪府中央子ども家庭センター、法務局、警察、スクールソーシャルワーカーなどの外部専門機関や専門職との連携を強化しているところです。
今後は、関係機関との連携強化に加え、学校が弁護士や臨床心理士などの専門職と相談し易い体制を整備し、いじめ問題に適切に対応できるよう取り組んでいきます。
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昨今、子どもたちを取り巻く家庭環境が大きく変化し複雑化する中、学校が子どもたちの問題行動に対応できず、また、教員が子どもたちを信頼するあまり、一人で抱えこむことで、後になって大きな問題になることがあるようです。
SNSでのいじめなど、認識されにくい事象も発生してきています。
これはいじめ問題に限りませんが、全ての問題・事象を学校だけで解決しようとするのではなく、教育委員会や専門職、警察などの外部機関と連携し、組織的に対応することが重要です。
学校側にもそうした認識となるよう、教育委員会の対応を要望します。
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