【市立ひらかた病院】予算特別委員会30年度について
平成30年 2018予算C日程 開催日:2018.03.26
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それでは病院事業会計についてお聞きします。
平成30年度各特別・企業会計予算説明書の280ページの医業収益8,0億35,753千円には、地域医療支援病院として承認された場合の収益が反映されていないと思われますが、実際に承認された場合どの程度の診療報酬加算が見込めるのか、お伺いします。
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平成30年度の診療報酬改定の情報では、「地域医療支援病院入院診療加算」については DPC係数が0.0304となっております。この係数を平成29年1~12月の患者実績で換算しますと、年間で約5千万円の診療報酬加算が見込めることになります。
医事課長
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平成30年度各特別・企業会計予算説明書の267ページに、医療通訳サービスの予算を計上されていると伺っていますが、その費用と外国人患者のニーズはどの程度あるのでしょうか。
また、そのサービスを提供することにより、診療報酬の加算はあるのでしょうか、お伺いします。
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外国人患者は年々増加しており、中には日本語が全く理解できない方も多くなっております。
従前より市の医療通訳者を利用しておりますが、緊急の診療や入院中の患者には十分な対応が取れないため、平成29年度よりタブレットによる医療通訳サービスを導入いたしました。
現在の契約では月額37,800円となっており、導入後の実績としては、入院・外来の患者を合わせて月平均で約6件の実績となっております。
また、合わせてご質問頂いております診療報酬については今のところ加算等はございません。あくまで病院が適正な医療を行う為のサービスとして実施しております。
医事課長
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集客の一つの考え方として、外国人対応というものも考えるのであれば、今はWEBサイトでは日本語と英語では対応されてますが、基本的なコンテンツについては更なる多言語対応もとおもいますので、医療通訳サービスやタブレットとも合わせながら対応していただくことを要望します。
さて地域医療支援病院の指定については以前から、もう指定が取れる、とれたら数字が改善されるといわれながら、結果としてまだ承認に至っていません。
一つ一つの取り組みを着実に進めていただけなければ、信用も損なわれていくことになりますので、その認識をまずは持っていただきたいと要望します。
また、全体の数字はこれまでの質疑でもありましたが、厳しい状況と思っています。
市長自身が市民病院の現状に危機感をもって、どうしていきたいのか、思いを発信していくことが必要と思います。これは意見としておきます。